1h-2dの見直し(その1)
                                ビッド考察メモ002号

これまで2/1考察については、1s-2cをまず検討し、その結果を他へ展開してきたが、
今回1h-2dをベースに、各種検討課題の検討を進めることにする。
これまでの検討で、1h-2dが一番ビッドスペースが少なく例外事項が多くなる傾向にあった為である。

1h-2d-3cはc5枚としてきたが、まずこれを4枚に変更する。これに伴い1h-2d-2nは3523のみとなる。
ハンドパターンが固定なので、以降のビッドは単純に
1h-2d-2n-3c  cフィット(5枚)
        -3d  dフィット(6枚)
        -3h  hフィット(3枚)スラミッシュ(6LTC〜)
        -3s  sフィット(5枚)スラミッシュ(6LTC〜)
        -3n  キャッチオール
        -4h  hフィット(3枚)サインオフ(7LTC)
        -4s  sフィット(5枚)サインオフ(7LTC)

3MによるMフィットスラミッシュの後のビッドは下記にてパターン化される
<3hsp>
・・・・・・3h  hフィットスラミッシュ(6LTC〜)
        -3s  4hへのサインオフ(7LTC)
           -3n  sキュービッド(5LTC〜)
           -4c  キュービッド(5LTC〜)
           -4d  キュービッド(5LTC〜)
           -4h  サインオフ(〜6LTC)
           -4s  kbrkc(5LTC〜)
        -3n  sキュービッド(6LTC〜)
        -4c  キュービッド(6LTC〜)
        -4d  キュービッド(6LTC〜)
        -4h  【使用しない】
        -4s  kbrkc(6LTC〜)
<3ssp>
・・・・・・3s  sフィットスラミッシュ(6LTC〜)
        -3n  4sへのサインオフ
           -4c  キュービッド(5LTC〜)
           -4d  キュービッド(5LTC〜)
           -4h  キュービッド(5LTC〜)
           -4s  サインオフ(〜6LTC)
           -4n  rkc(5LTC〜)
        -4c  キュービッド(6LTC〜)
        -4d  キュービッド(6LTC〜)
        -4h  キュービッド(6LTC〜)
        -4s  【使用しない】
        -4n  rkc(6LTC〜)

3mによるmフィット後のビッドは既にパターン化されている(下記に再掲)
<3cfp>
・・・・・・3c  cフィット
        -3d  スラミッシュ(6LTC〜)
           -3h  3nへのサインオフ(7LTC)
          -3s  キュービッド(5LTC〜、アナザメジャーコントロール有りdなし)
          -3n  サインオフ(〜6LTC)
          -4c  キュービッド(5LTC〜、アナザメジャーコントロールなしd有り)
          -4d  kbrkc(5LTC〜、アナザメジャー&dコントロール有り)
           -3s  キュービッド(6LTC〜、アナザメジャーコントロール有りdなし)
           -3n  【使用しない】
           -4c  キュービッド(6LTC〜、アナザメジャーコントロールなしd有り)
           -4d  kbrkc(6LTC〜、アナザメジャー&dコントロール有り)
        -3h  3nへのサインオフ(7LTC)  
           -3s  キュービッド(5LTC〜、アナザメジャーコントロール有りdなし)
           -3n  サインオフ(〜6LTC)
           -4c  キュービッド(5LTC〜、アナザメジャーコントロールなしd有り)
           -4d  kbrkc(5LTC〜、アナザメジャー&dコントロール有り)
<3dfp>
・・・・・・3d  dフィット
        -3h  【使用しない】
        -3s  スラミッシュ(6LTC〜)
           -3n  サインオフ(7LTC)
          -4c  キュービッド(5LTC〜、アナザメジャーコントロールなしc有り)
          -4d  キュービッド(5LTC〜、アナザメジャーコントロール有りcなし)
          -4h  kbrkc(5LTC〜、アナザメジャー&cコントロール有り)
           -4c  キュービッド(6LTC〜、アナザメジャーコントロールなしd有り)
           -4d  キュービッド(6LTC〜、アナザメジャーコントロール有りcなし)
           -4h  kbrkc(6LTC〜、アナザメジャー&cコントロール有り)
        -3n  サインオフ(7LTC)
        -4c  キュービッド(5LTC〜、アナザメジャーコントロールなしc有り)
        -4d  キュービッド(5LTC〜、アナザメジャーコントロール有りcなし)
        -4h  kbrkc(5LTC〜、アナザメジャー&cコントロール有り)

4Mによるサインオフ後、強いレスポンダーがスラムトライする場合は、コントロール確認は出来ない。
また、キャッチオールとなる3nは3253/4252/4153/2254/3154/4054になるがhcpは未定のままである。
オープナーの2nをミニマムに限定し、1nオープンレンジに対しては3nのジャンプビッドが提起されているが、
レスポンダーハンドがバランスハンドでない場合に、上記の各種スラムトライに支障が出る。
この為2nはオーレルレンジとしてhcp限定しないこととしたい。
最終的に3nビッドになった場合の処理については、4nコントラクトを覚悟した対策が必要になる。
これについては次回。

2013.11.23 作成