2オーバー1ビッド考察の現状纏め(その2)
                                ビッド考察メモ008号

1s-2cに話を進める前に、001号で纏めた「なお検討すべき項目」について、
1h-2d考察が終了した段階で、どう実現できたかを纏めておく。

(a)1M-2m-3Mは本当に必要だろうか
  これについては、結果として条件を強化して存続とした。
  M単独でトランプとなる強さ(ソリッド6枚又はトップ3中2の7枚以上)があるほぼ5LTC以上、である。

(b)1M-2m-3nも必要だろうか
  これについては廃止した。すなわち2nをレンジフリーとした。

(c)レスポンダーの3n(2nビッドできる場合)は意味があるだろうか。
  これについても2nに全てを任せ、3nは廃止、4sサインオフの代替に転用した。

(d)55又は56が示された後のビッドは
  これは両mに関しては55のみに限定し検討。56は6枚の方のmに集約した。

(e)着眼点(4)は他にも活用できるのではないか。
  ビッドスペースがなくなった場合のMスラム等に活用した。

(f)着眼点(3)の結果空いたビッドスペースは有効活用できないか。
  一部で、4Mサインオフの代替として転用した。

(g)4Mサインオフビッド後アスキングする場合のコントロール確認手段はないか。
  上記。

(h)1s-2d後の5224/5314/5134及び1h-2d後の5224/5314は再検討すべきではないか。
  これについてはレスポンダー3cを5枚から4枚条件に変更して2nや3mからは除外した。

(g)1M-2m-xx-3mを6枚スラミッシュとしているが、着眼点(4)を適用すれば単にフィットに出来るか。
  (当初は良いmの6枚スラミッシュであったが、既に単に6枚には変更している)
  可能な限り、6枚スラミッシュはすべて単に6枚保証に変更し、その後のビッドでフィット/ノンフィットを区別するように検討した。
  1h-2dのdについては、余剰スペースガあったため問題なく実施できたが、cについては更に検討が必要となるだろう。

なお、検討の過程で出現頻度が少ないとして諦めてきたM’の53フィットやMの71フィットなどについて、
考察の余地が残っているのではないかとの希望的観測が出てきたので、これについても考察してみたい。

2013.12.19 作成