2/1フェロシアン解説(その4)
                                      (1s-2c-2s後のレスポンダーリビッド)

(2)レスポンダーリビッド(c)1s-2c-2sの場合
最優先ビッドはsサポートであるが、今回はsは2枚でよい(実に88%もある)。勿論3s/3nで表す。
次に、h5枚(従ってcは6枚ある)のケースが未だあるのでこれを3hで示す。
56ハンドなので(その3)のd5枚c6枚同様、スラミッシュを仮定することが出来る。

これ以外はやはりメジャーフィットはもうないので、3dでd5枚(従ってc6枚になる)を示し、
3cでc6+枚、残りをキャッチオール2nで示す。キャッチオールは0445/1444/1345/1435の4種になる。

1s-2c-2s-2n  キャッチオール
        -3c    c6枚
        -3d  d5枚(cは6枚)、スラミッシュ
        -3h  h5枚(cは6枚)、スラミッシュ
        -3s  sサポート(2枚)のスラミッシュ
        -3n  sサポート(2枚)のサインオフ

3hについては、hフィット(3枚)の場合とcフィットの場合を下記にて使い分ける。無論hフィット優先である。

-3h  h5枚、c6枚のスラミッシュ(6L〜を仮定)
   -3s cフィット(2枚)
      -3n サインオフ(6L)
         -4c キュービッド(6L〜、dコントロールなし) 
         -4d kbrkc(6L〜、dコントロールなし) 
      -4c キュービッド(5L〜、dはあり)
      -4d kbrkc(5L〜、dコントロールあり)
   -3n等 dcとも否定ntパターン
   -4h hフィット(3枚)のサインオフ
      -4s kbrkc(5L〜)
   -4s hフィット(3枚)のkbrkc

ビッドスペースがないので、hはコントロール確認が出来ない。cはdスーツのみコントロール確認が出来る。

次に、3d後のスラムサーチビッドは(その3)と全く同様、2n後はcのみのフィットサーチとなる。

1s-2c-2s-2n キャッチオール(c4+枚)
           -3c  c3枚
           -3d  cフィット(4+枚)のスラミッシュ
           -3h  cフィット(4+枚)のサインオフ
           -3n等 c否定でntパターン

更に、1s-2c-2s-2n-3cの後も同様に、下記となる。

1s-2c-2s-2n-3c c3枚
              -3d  cフィット(5枚)のスラミッシュ
              -3h  cフィット(5枚)のサインオフ
              -3n等 c否定でntパターン


2014.3.22 作成