2/1フェロシアン解説(その8)
                                (1s-2c-2d-2s後のオープナーサードビッド)

(3)オープナーサードビッド(b)1s-2c-2d-2sの場合
オープナーハンドはs6枚否定せず、H4枚否定せず、dは4/5枚、従ってcは3枚以下であり、
レスポンダーハンドはs2枚、hは4枚否定、d4枚否定せず、cは4枚以上で且つc≧hである。

最優先ビッドはs6枚サポートであり、3s/3nで示す。最早hフィットはない。
sフィット以外については、残ったハンドパターンからマイナースーツの長さではなく、短さに着目する。
すなわちc1枚以下とそれ以外に分割し下記とする。

1s-2c-2d-2s-2n  キャッチオール(cは2又は3枚)  
      -3c  c1枚又は0枚
           -3s   sサポート(6枚)のスラミッシュ
           -3n   sサポート(6枚)のサインオフ

これにより2n/3c後のマイナーサーチは下記となる。

1s-2c-2d-2s-2n-3c  c5枚<2335のみ>
         -3d  cフィット(3枚) 
                 -3h  dフィット(5枚)
                 -3n等 ntパターン
       -3d  cフィット(6枚)
       -3h  dフィット(4枚)

優先順位は3h>3d

1s-2c-2d-2s-3c-3d  d3枚 
         -3h    dフィット(5枚)
                 -3n等 ntパターン
       -3h  dフィット(4枚)
       -3s  c単独トランプ可能なスラミッシュ(6L〜)
       -3n等 ntパターン

優先順位は3h>3d>3s>3n

2014.8.5 作成