2/1フェロシアン解説(その9)
                                      (1s-2c-2h-2s後のオープナーサードビッド)

(3)オープナーサードビッド(c)1s-2c-2h-2sの場合********************
オープナーハンドはs6枚否定せず、H4+枚、dは4枚否定、従ってcは5404を除き3枚以下であり、
レスポンダーハンドはs2枚hは3枚否定せず、d4枚否定せず、cは(2056を除き)4枚以上で且つc≧dである。

最優先ビッドはs6枚サポートであり、3s/4sで示す。hの53フィットが残っているので3cでこれを示す。
残ったハンドパターンは、5404/5413/5422/5431であり、残りのスペースを使って下記とする。

1s-2c-2h-2s-2n  キャッチオール<5413><5422>
      -3c  h5枚
      -3d/h cフィット<5404>のスラミッシュ/サインオフ
           -3s   sサポート(6枚)のスラミッシュ
           -3n   ntパターン<5431>
           -4s  sサポート(6枚)のサインオフ

3c後のhサーチは下記となる。

1s-2c-2h-2s-3c-3d  c6枚
                 -3h  cフィット(2枚)
                 -3n等 ntパターン
       -3h  hフィット<3枚>のスラミッシュ
       -3s  hフィット<3枚>のサインオフ
       -3n等 ntp<2245>

優先順位は3h>3d

1s-2c-2h-2s-2n-3c  c5枚 <2335/2245>
         -3d/h cフィット(3枚)のスラミッシュ/サインオフ
                 -3n等 ntパターン 
              -3d/h cフィット(6枚)のスラミッシュ/サインオフ
       -3n等 ntパターン<2344>

2014.12.5 作成